【軍艦島】石炭時代の遺跡、廃墟島の軍艦島(端島)に上陸

1、はじめに

おととしに世界遺産になった軍艦島(端島)
前回訪れたときはツアー等もなかったのですが
今回は長崎港から半日ツアーがあるとのことで
行ってまいりました。

2、ツアーの前に

今回は「軍艦島コンシェルジュ」さんのツアーに参加しました。
ツアーは午後からでしたが、ツアーの前の待ち時間があったので
港近くにある「軍艦島デジタルミュージアム」
に行ってきました。
通常料金1,800円→ツアー参加者900円となるので
かなりお得です。


中ではデジタルマッピング、VR、CGを駆使して
軍艦島の展示がされていました。
軍艦島上陸は一部の箇所しかできないので
全体がわかるこのような施設はありがたいです。

軍艦島に住む人がどのような暮らしを
していたか、炭鉱の仕事の状況などの展示もありました。
その中に当時のアパートの部屋が展示してありました。
6畳一間で家族が暮らすのが基本だったようです。


3、いざ、軍艦島

さて、軍艦島へ向かいます。
軍艦島コンシェルジュさんの船はこんな感じの船で
新しいです。
船は3層構造になっており、ツアー参加者130人を
載せても十分空席がある大きな船で快適でした。

船は40分ほどかけて軍艦島に向かいます。
途中はガイドさんの案内などありましたが
ついうとうとしてしまいました。

軍艦島の近くに来ると、上陸では見えない箇所も
多数あるので島を1周してくれました。
両側の座席の人が見えるよう時計回り1回
反時計回り1回してくれました。


建物の建築は昭和10〜30年代が多く、鉄筋コンクリート造りの建物も多く
高層化されていました。6階〜9階建ての建物が多いそうです。


4、軍艦島上陸

そして軍艦島上陸です。
廃墟島とはいっても上陸エリアはコンクリート
整備されており、足元はよいです。


第1見学場、貯炭場付近だそうです。
ベルトコンベア跡と、奥には端島小中学校跡
が望めます。
小中学校は9階建て、エレベーターもなく大変だったでしょう。

第2見学場、炭鉱の事務所等の付近です。
補強してある階段は坑口へのリフト乗り場で
ここから地下600m降りてそこからさらにトロッコ
地下1,000mほどの採炭場へ向かっていたそうです。

総合事務所跡、ほとんど崩壊しており
この建物も後ろから支えてもらってようやく
立っている状態です。
このあたりの建物は崩壊してほとんどなくなってしまっています。

そして第3見学場です。
ここからは日本最古の鉄筋コンクリート造のアパート
30号棟が見えます。
1916年築なので100年を超えています。
30号棟は劣化が進んでおり保存は不可能とのことで
このまま朽ちていくしかないとのことです。

島民が利用したプール跡、白線が残っております。

国の政策転換でエネルギーを石炭から
より効率のよい石油へ変わったことにより炭鉱が
閉鎖となり無人となった軍艦島

今はこのように上陸しても一部しか立ち入ることはできない
ほど軍艦島は朽ちていっています。
43年前に無人島になったのですが、人がいないと
朽ちるのは速いと感じました。

5、そして帰り

約40分ほどの上陸のあと
再び船に乗船して帰ります。

帰りはグッズをかけたじゃんけん大会や
軍艦島のキャラクター「がんしょう君」の
紹介ビデオの上映もありなかなか飽きさせません。

船内で買ったカステラアイス。
300円でなかなかおいしかったです。

到着前に見える造船所のカンチレバークレーン
1909年製でいまだ現役。
これも世界遺産です。

あっというまに2時間強のツアーは終了。
終了後はデジタルミュージアムで見逃した
残りの展示物をゆっくり鑑賞。
島をみた後でみる展示はさら軍艦島に対するに理解が深まり
ためになります。

6、終わりに

廃墟、世界遺産で注目を浴び
再び多くの人が訪れるようになった軍艦島

今は静かに朽ちていく建物が多いですが
今の我々の快適な暮らしは、この地で
石炭を命がけで掘ってくれた人のおかげで
基礎ができたことを忘れてはいけない。
ガイドさんがおっしゃっていたことが印象的でした。

そして、同じ軍艦島は2度とない。
また訪れたら違う軍艦島をみることができる。
記念にいただいたしおりはスタンプカードになっており
3回ツアーに参加すれば1回は無料になるとのことでした。

印象的な軍艦島、また訪れたいと思います。